ラムダ設計施工説明書ver.231

戸建住宅・店舗・高層ビル・工場など幅広い用途のニーズに応じて、窯業系建材の不燃外壁材、外装材、木目軒天や、耐火パネル・遮音床材等を生産。長年培われた技術力に基づき、高意匠かつ高性能な不燃建材の開発・製造を行なっています。 木造耐火用指定部材等を一貫生産。高度な機能付加で各業界からは高い評価を受けています。


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第2編設計施工1⑤胴縁材はなるべく連続梁となるように設けてください。連続梁として設計すると、たわみが小さくなり有利になります。すなわち、タテ胴縁(ラムダヨコ張り)は、2つの階にまたがらせて1本の胴縁材を設け、胴縁の中間部を中間に位置する階の梁に止め付けます。ヨコ胴縁(ラムダタテ張り)は、2つの柱スパンにまたがらせて1本の胴縁材を設け、中間部を柱・間柱に止め付けます。ラムダジョイント部胴縁一般部胴縁躯体梁躯体梁基礎部タテ胴縁ジョイント部複数の階にまたがる胴縁材⑥ラムダの端部は必ず胴縁に止め付けてください。建物の妻面では、ラムダの端部が止め付けられるよう、屋根の傾斜に合わせて登り胴縁を設けてください。2-3下地胴縁の構造・納まり2-3-1下地胴縁の一般事項(1)18、20シリーズの鉄骨下地胴縁①必ずCチャンネルなどで下地胴縁を設けてください。躯体の柱や梁に直接ラムダを止め付けないでください。躯体の柱や梁に直接ラムダを止め付けると、柱・梁の動きと胴縁の動きの違いによりラムダが破損する恐れがあります。②胴縁材はC-100×50×20×2.3強軸方向使いを基本として、厚さ2.3㎜又は3.2㎜のCチャンネルもしくは角パイプを使用してください。厚さ2.3㎜未満のCチャンネルやLGSはビスの保持力が期待できませんので胴縁間隔を狭めても使用できません。③胴縁は躯体に予めピースをつけておき、下地としての不陸を調整しつつこのピースに取付けてください。少なくともこの取付け部では、胴縁間に不陸やねじれのないように取付けてください。④ラムダの小口ジョイント部を受ける胴縁の構造は次の点に留意してください。a.幅100㎜以上を確保してください。b.通常はCチャンネル強軸方向使いでダブルにします。(ビス止め工法の場合はラムダの拘束を緩和させるため、必ずCチャンネルダブル、もしくはCチャンネルと角パイプとの組み合わせにしてください。)c.ジョイント目地幅は10㎜確保してください。ビス止め工法の場合、ビスによる割れを防ぐため、縁端距離(端あき)は25㎜以上確保できる下地としてください。d.止め付けのハネ出し寸法はラムダの強度上100㎜以下としてください。(ラムダワイドは200㎜以下)2C-100×50×20×2.3縁胴り登根屋C-100×50×20×2.3□-100×100×2.338(ラムダワイドは200以下)100以下100以上Cチャンネル(厚さ2.3以上)ラムダ止付けビス25以上1025以上


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